ロータブレータ

ロータブレータやエキシマレーザー治療

特殊なロータブレータやレーザーについて

血管をふさいでいる、粥腫そのものを削り取ってしまうカテーテル治療法
があり、従来の方法では治療が困難な患者さんが対象となります。

 

実施するまでに、時間的余裕をもってカテーテル治療を行う場合に
血管が狭くなった形状や状態に応じて、特殊な器具を使うことがあります。

 

それには3種類のタイプがあって、

 

方向性アテレクトミーやロータブレータ、エキシマレーザーなどがあります。

ロータブレータ

ロータブレータは、長さ1〜2mmの楕円系の小さな器具です。

 

ロータブレータ

 

先端にダイヤモンドチップが埋め込まれていて、1分間に15万〜20万回転
というスピードで回転しながらカルシウムが沈着して石灰化した
硬い粥腫を削りとり、血管の内側を広げて行きます。

 

削り取られた粥腫は赤血球より小さな粒子になり、
尿とともに排出
されます。

 

この治療法には、医師の高い技術力と、合併症がおこった際には、
それに対するバイパス術が必要とされるため、
冠動脈バイパス術を年間30例以上、カテーテル治療を200例以上
こなす専門病院だけに使用が認められています。

方向性アテレクトミー

方向性アテレクトミーは、先端にカッターが装てんされたカテーテルで、
粥腫を直接削り取る治療法です。

 

アテレクトミー

 

ゆっくり回転するカッターで、粥腫を削り取ります。

 

片側についたバルーンをふくらませて粥腫にカッターを押し付け、
前進させていきます。

 

削り取られた粥腫は先端部分に収容され、カテーテルと一緒に
体外に取り出されるので、あとで組織検査をすることができます。

エキシマレーザー

エキシマレーザーは紫外線を出すタイプのレーザーで、最近は、
レーシックという近視の治療でも使われているものです。

 

エキシマレーザー

 

レーザーで粥腫を蒸発させる治療法で、石灰化した硬い粥腫にも
柔らかい粥腫にも使用できます。

 

通常のレーザーは、照射すると血液が固まってしまうので、
カテーテル治療には使えないのですが、
エキシマレーザーは血液を固まらせず、やわらかい粥腫と石灰化し
た硬い粥腫の両方を一度に削る(蒸散)ことができます。

 

この治療は、エキシマレーザー冠動脈形成術といって、
現在は厚生労働省の認める先進医療の一つとなっており、行える病院が
限られています。

関連ページ

カテーテル治療の行われ方
カテーテル治療の行われ方について、わかりやすくまとめています。
患者に合わせるステントのタイプ
狭心症のカテーテル治療で使うステントのタイプについて、わかりやすくまとめています。

運動して、長生きしよう!

よく読まれている記事

スポンサードリンク


ホーム RSS購読 サイトマップ
TOP 狭心症の症状 狭心症の前兆 狭心症に気づいたら 日常生活の過ごし方