狭心症

狭心症とはどんな病気?

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狭心症(きょうしんしょう)ってどんな病気?

狭心症(きょうしんしょう)とは発作的に、胸の痛みや圧迫感
などの症状を起こす心臓の病気です。

 

自宅や外出先など、場所に関係なく突然、胸の周囲がチクチクしたり、
ギューッと締め付けつけるような感じがあったら注意が必要です。

 

 

発作の起こり方は原因によって違い6つに分類されます。

 

労作性狭心症(ろうさせいきょうしんしょう)
安静狭心症(あんせいきょうしんしょう)
器質型狭心症(きしつがたきょうしんしょう)
狭窄狭心症(きょうさくきょうしんしょう)
異型狭心症(いけいきょうしんしょう)
安定狭心症(あんていきょうしんしょう)
不安定狭心症(ふあんていきょうしんしょう)

 

狭心症の原因は、血管内腔といって、血管の内側が狭くなって、
冠動脈の血流が不足することによって、
心筋に十分な血流・酸素が送り込めず、心筋が酸素不足になったとき
胸の痛みが起こるものです。

 

血管狭窄(けっかんきょさく)の原因の多くは、
糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、
高血圧などに引き続いて起こる動脈硬化(どうみゃくこうか)で、
血管けいれんも血管狭窄の原因になります。

 

 

代表的な発作の症状といえば、胸の奥の痛み、胸の締めつけ、
胸の押さえつけ、胸が焼けつく感じ、など。

 

一般的には胸部の症状として現れることが多いのですが、
胸以外に症状が現れることもあるので注意が必要です。

 

 

たとえば、上腹部(胃のあたり)や背中の痛み、
のどの痛み、歯が浮くような感じ、奥歯が痛い、
左肩から腕に、しびれ・痛みなど広範囲にでることも少なくないのです。

 

痛みの強さは、冷汗がでるくらい強い痛みのものから、
違和感程度の軽いものまでいろいろあります。

 

とくに糖尿病の患者さんは、病変の重症度に比べて、
症状を軽く感じることが多い傾向にあるので、注意が必要です。

心臓病ってどんな病気があるの?

心臓病は1種類ではありません。

 

心臓病には複数の病気が存在します。
たとえば、脈の乱れを起こす病気に不整脈、心房細動、心室細動、
房室ブロックなどがあります。

 

これらは、動脈硬化が原因となる虚血性心疾患(きょけつせいしんしっかん)
といい生活習慣病の一つです。

 

狭心症や心筋梗塞はこれに分類され、
脈の乱れを起こす病気と合併することもよくあるので軽視できません。

 

また、生まれつき心臓に問題がある先天性心臓病や
心房中隔欠損、肺動脈狭窄。

 

心筋の病気、心臓弁膜の病気、心膜の病気、

 

そのほかの病気に、心肥大、精神的な原因から起こる心臓神経症なども。

様子をみていい病気なの?

狭心症の発作には、すぐおさまるときと、おさまらないときがあります。

 

すぐにおさまらないときは、
ニトロを持っている人は飲まなければいけない事態で、
電話時に状況を説明して救急車を呼ぶか、判断してもらいます。

 

すぐにおさまったとき、様子をみて大丈夫だろうと
軽視してしまいがちなのですが、狭心症は放置しておいて
自然に治る病気とは違いますので、
数日以内に循環器内科を受診して検査を受けてください。

 

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