低体温療法

低体温療法とは

酸欠から脳を守る低体温療法。

心臓が停止して一命を取り留めても、
脳が損傷を受ける蘇生後脳症という合併症がおこることがあります。

 

それは、心臓が停止したとき、
脳への血流も途絶えて酸素が足りなくなるため(脳虚血)
脳細胞が壊死してしまうからです。

 

最近は、この脳虚血を予防するために、
一部の病院で試みられるようになったのが「低体温療法」です。
もともとは外傷治療に取り入れられていて
脳に応用され、心臓にも応用されるようになったのです。

 

低体温療法は、冷却水輸液を使ったり、
冷たい水が流れるマットを体に巻くなどして
患者の体温を32〜34度ぐらいの低温に保ちます。

 

そうすることで必要血流量を抑えることができ、
脳のダメージを最小限にできます。

 

ただ、脳へのダメージは軽減されますが
体温が下がると不整脈などの合併症がおこりやすくもなるので
その調整がむずかしいとされてきました。

 

ですが最近では
体温を自動的に調整できる装置も作られ
心停止25分以内ならば8割が社会復帰しています。

脳虚血って?

脳の血液が不足することで、
脳の組織に十分な酸素や栄養が運ばれない状態をいいますが
見た目は、健康に見える場合もあります。

 

この脳虚血が限界を超えると、脳梗塞を発症してしまいます。

 

長い期間にわたって脳虚血があると、脳組織の浮腫が起こり、
頭部CT検査では特に、側脳室周辺のX線透過性の亢進、
いわゆるPVL (Periventricullar low density) が見られます。

 

こういったことから、
狭心症から心筋梗塞へ移行して心肺蘇生法を行う事態になったら
心臓が停止している間に、脳虚血・脳梗塞のリスクも発症します。

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